公益財団法人 廿日市市芸術文化振興事業団│説教源氏節人形芝居「眺楽座」

ウッドワンさくらぴあ
0829-20-0111
はつかいち美術ギャラリー
0829-20-0222
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日)

公演詳細

説教源氏節人形芝居「眺楽座」
開催日
2022年01月30日(日)
開演時間
13:00 (開場 12:15)
会場
ウッドワンさくらぴあ 小ホール
料金

全席指定
一般    500円
高校生以下 300円
※3歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。

チケット発売日
会員 12月11日(土)/一般 12月18日(土)

広島県無形民俗文化財に指定されている
説教源氏節人形芝居「眺楽座」

今年の演目は
石井常右衛門「高尾頼みの段」

人形操作や、20通りにも舞台を変化させる「はったんがえし」をご覧ください。
終演後、普段は見ることのできない人形芝居の舞台裏を公開します! (申込不要)

あらすじ

外題:石井常右衛門「高尾頼みの段」

遠州相良(静岡県)の近松家御側用人で、石井常右衛門政種という若いが剣術に秀で正直実直で、殿様の信頼も厚い者がおりました。
その常右衛門に剣術で負け、妬みに思う同役北村作左衛門ら五人は
生真面目で遊びを全く知らない常右衛門を花街吉原に連れ出し、恥をかかせ刃傷沙汰にすれば、それを言い訳に腹を切らせるか浪人させることができると企みました。
それを事前に察した常右衛門は、大名でも簡単に会う事ができないと言われている吉原一の花魁高尾太夫になんとか会うことに成功し、同役五人の前で馴染客のように振る舞うことを頼み込みました。後日、高尾太夫は常右衛門の願いどおり馴染みとして振る舞い、逆に同役たちが、面目を潰されます。
恨みを募らせた同役五人は待ち伏せをして、常右衛門に斬りかかりますが、剣の達人である常右衛門に返り討ちに遇います。
私情で同僚を斬り殺し、藩にとどまることができない常右衛門は、浪人を覚悟し、世話になった高尾太夫に別れを告げる、というお話です。

石井常右衛門一代記について
 眺楽座には説教源氏節の台本として、石井常右衛門「土手八丁五人斬りの段」のほか「屋敷の段」「首腹約定の段」「高尾頼みの段」「三浦屋状使の段」「高尾二度目部屋の段」「高尾建引の段」「喧嘩場の段」などが伝えられています。

紹介

【説教源氏節】
説教源氏節は、江戸浄瑠璃・新内に説経祭文節を加味したもので、天保7(1836)年頃、新内語りの師匠・岡本美根太夫によって始められました。大阪で生まれた説教源氏節は、名古屋で大流行し、その後全国に伝わりましたが、現在伝承しているのは、廿日市市の眺楽座と名古屋近郊の甚目寺の2箇所のみになっています。

新内の優婉な語り口と説経節の哀切な曲節が調和して、人々の心に大きな感動を与えています。

【眺楽座】
眺楽座の創設者である藤原イワ(1906年50歳没)は、音曲に巧みで、夫の淳一郎とともに明治16~17(1883~1884)年頃から説教源氏節に熱中し、同好の志を集め舞台装置を作り上演するなどして、技芸の伝承に努め現在に至ったものです。
伝承百三十余年、広島県無形民俗文化財にも指定され、文部大臣表彰やサントリー地域文化賞を受賞するなど、廿日市市の誇る伝承芸能です。

眺楽座に伝わる台本は、「石井常右衛門」「朝顔日記」「八百屋お七」などがありますが、そのほとんどが説教源氏節専用の作品ではなく、浄瑠璃・新内・常盤津などの芸能からきたものが多いようです。

構成は、語り手、合い方の三味線、人形遣い、三味線・鉦・太鼓のお囃子で成り立っています。

舞台裏では、一人の人形遣いが人形(でこ)と向かい合う形で舞台の下から両手を伸ばして操作し、舞台上には現れず一体の人形を操っています。